異なる基板材料上のシリカゾルゲルコーティングおよびモデルシステムとしての利用について研究を行いました。ポリカーボネートおよびガラス基板上にディップコーティング法により、膜厚85~135 nm、空孔率18~37%のメソポーラスシリカコーティングを作製しました。多孔質構造の収縮を防止するため、酸またはアルカリ蒸気処理を適用しました。コーティングの膜厚と屈折率は、サンプルの透過スペクトルの解析により決定しました。エリプソメトリックポロシメトリー測定を実施し、空孔率、細孔径分布、膜厚および屈折率を測定しました。サンプルの膜厚は走査型電子顕微鏡によりさらに確認しました。また、多孔質コーティングの吸着能力を色素含浸試験により調査しました。サンプルの経時安定性をUV-Vis分光法により調査した結果、サンプルの優れた光学特性(Tmax = 98~99%)は1年間の保管後も一定であることが確認されました。